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JUST 40

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9月30日、AROUNDから、とうとう JUST 40 になりました。
でも、自分の年齢がイヤでもないんだなぁ。。
キョンキョンのCMみたく、”今をいちばんにする”気持ちで、これからの年齢を重ねて
いきたいなと思う今日この頃です。

ブログの更新をせぬままに1ヶ月以上過ぎたのには、実は理由がありました。
先月末、物心ついて寝込んだところを見た記憶すらない母が体調を崩し、検査の結果
大病であることがわかり、9月16日に手術をすることになったのです。
当初検査をしている段階で、症状や検査の内容をもとにいろいろとインターネットで調べて
しまった私は、大きな不安を抱えてしまいました。ありとあらゆる情報がありすぎて、どんどん
深みにはまってしまいそうになるので、ある時点からインターネットで調べる事はすっぱりやめ、
ただ「手術で取ることができます」という先生の言葉を信じることにしました。

今回、母は強いなと改めて思いました。病気の本人が落ち込んでいたら一番困るのですが
やはりショックはあったと思いますが、最初から一番しっかり現実を受け止めていたのは
母本人だった気がします。もともと、物事をいいほうに考える(NLPでいうところのリフレーミングを
意識せずにやる人)タイプではあったり、”行き止まりにぶつかったら、右か左かどっちか行く道が
あるだろう”という人ではありましたが、こういう局面では、この強さが非常に大切だと実感しました。
”××ではあるけど、そのおかげで○○できる”とか”××ではあるけど、これくらいですんで
よかった”とか、日常生活のなかでそういう発想を心がけたりはするけど、こういう重大な局面
になると、なかなかそれが出来なかったりしますが、こんなときこそ、その思考が大事になります。

手術前の病状や手術内容の説明、また手術後の説明(切った箇所も見ました)も、最初は怖くて
無理だと思いましたが、その場になると、意外にきちんと聞けるものだなとも思いました。
(手術が成功したからでもありますが)

私も今回の件で、今までより少しは強くなったかなと思いますが、手術までの日々は、ほとんど
眠れない夜があったり、毎朝お腹をこわしていたり、月経周期も狂ってしまったり、手術の翌日に
顔に赤いぶつぶつ(帯状疱疹かヘルペスでしょうとの診断)ができたり・・・精神的なものが身体に
影響してしまいました。

手術は約10時間に及び、先生からもお腹の手術では一番大きい種類の手術といわれましたが
無事に終わり、日々回復し、現在のところ当初の予定通り、来週末には退院できそうな感じです。

手術で新しい命をもらったという母と、これからいい時間をたくさん過ごしていきたいと思っています。

感情的に落ち込みそうになった私を冷静に引き戻し、手術前日や当日もずっと付き添ってくれた
だんなさん。
何も知らない笑顔でみんなを癒してくれたげんき。でも手術当日帰りが遅くなったら義母の家に
泊まらないといけないかもしれないと話したときには、「おかあさんに会いたいとか、お母さんの
ほうがいいとかいわんけん」と言ってくれて、思わず涙がぽろぽろ・・・涙はげんきが拭いてくれました。
子供心に、母の様子が何かいつもと違うとわかってくれていたのかな。
実家のほうの親戚はもちろんですが、結婚して新たにできた家族や親戚も、みんな心配し支えて
くれました。

この場を借りて、優しい言葉をかけてくれたみなさん、ありがとう。
余裕がなくて、いただいたメールの返事もできずそのままになってしまった方々、ごめんなさい。

家族が健康で笑顔で毎日を過ごせること、元気に毎年誕生日を迎えられること・・・
今までなんとなく当たり前のように思ってきたことが、実は当たり前ではなく、とても幸せなこと
なんだと、改めて気がついた出来事でもありました。

毎日毎日を大切に生きていこう。
by genkimanma | 2009-10-03 23:45 | 日々の雑感
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